上下水道

water and sewage

ライフラインは人々の日常生活を支える重要な社会資本ですが,様々なライフラインが老朽化対策と耐震化の推進という社会的要請に直面しています。 上下水道も住民生活に直結するより身近なライフラインとして対応が求められています。

既設管調査

既設管調査

下水道設計は,市街地の道路の下で地下埋設物(水道管・ガス管・NTT・電気ケーブル等)を避けて計画します。
それらの形状・占用位置・深さ等の確認の為に現地調査を行います。

既設管調査(試掘)

既設管調査(試掘)

より正確な確認には,試験掘り等で地下埋設物を確認し設計に反映させます。

管渠内カメラ調査

管渠内カメラ調査

下水道では、小口径管きょや、安全上の問題で調査員が管路内に入ることのできない箇所の異常や劣化等を調査するため、テレビカメラを利用します。
破損及び老朽度、あるいは浸入水等を把握し、下水道管路施設の機能を適正に維持するために必要な改築・修繕計画に反映させます。

ルート検討

ルート検討

下水道は、市街地の道路の下で地下埋設物(水道管・ガス管・NTT・電気ケーブル等)を避けて計画しますが、その際、最も合理的なルートを検討します。
この図は、ルート決定にあたり、道路部に埋設された大型ボックスカルバートの下越しの可否を検討したものです。

推進工法

推進工法

推進工法は、下水管きょを布設しようとする場所の始点と終点に、それぞれ立坑を設置し、そこを基地(発進、到達)として地中を掘進する工法です。
推進機(先導体)と推進用管を発進立坑内で後部にセットした油圧ジャッキの推力により地中に押し込みつつ、管内の土砂を掘削、搬出しながら埋設する方法です。